[事例2]

慰謝料請求したい

不貞行為を認める念書を取り付けた⇒慰謝料請求額60万円にて解決

ご依頼者様
60 万円
獲得!
相手方
求償権放棄、接触禁止条項などを盛り込み、慰謝料60万円で解決
獲得慰謝料 60万円
ご依頼者様 40代男性(会社員)
相手方 夫(40代会社役員)
解決方法 交渉
離婚の有無(相談時) 離婚していない
子供の有無(相談時) あり
婚姻期間(相談時) 約10年間

ご相談のきっかけ

Aさんの夫が社長となり、営業などで交際範囲が広がったこと、ある程度、融通の利くお金が増えたことが重なり、不貞行為を重ねるようになってしまいました。
Aさんとしては、今後の浮気防止のためにも、夫に対してきちんとけじめをつけてほしいと思うようになり、「不貞行為相手に対して慰謝料請求をしたい」とのことで当事務所へご相談にいらっしゃいました。

解決までの流れ

証拠として、①Aさんの夫が不貞相手の下着姿をスマホ動画で撮影した映像、②Aさんの夫と不貞相手が一緒に旅行に行ったと思われるツーショット写真、③肉体関係があることを強く推認させるメール履歴、などがありました。
しかし、それだけでは証拠能力が弱いと感じたため、より証拠を確実にすべく、不貞行為を認める内容の念書をAさんの夫から取り付けてもらうようAさんに依頼し、見事その取得に成功しました。
それらの証拠をもとに、不貞相手に対して慰謝料請求を行いました。
なお、Aさんとしては夫と離婚する気はないとのことでしたので、慰謝料請求金額を200万円に設定して、内容証明郵便を送りました。すると不貞相手も弁護士に依頼したようで、その代理人弁護士から、「50万円を2万円ずつの分割払いなら可能」との回答がありました。
その内容をAさんに伝えたところ、「50万円でも悪くはないけれども、もう少し増額したい」とのことでしたので、不貞相手の代理人弁護士に対して「60万円まで譲歩して欲しい」と伝え、交渉しました。結果、相手方はこちらの要求に応じてくれました。
合意内容としては、①頭金20万円プラス2万円の20回払い、②相手方よりAさんの夫への求償権を放棄すること、③相手方よりAさんの夫への接触禁止条項、および相互の口外禁止条項に合意する、というものでした。

当初、不貞相手側から「50万円であれば応じてもよい」との回答を得ましたが、そこで安易に妥協しなかったことが、たとえ10万円であったとしても増額できたポイントだったと思います。

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