[事例21]
慰謝料請求された不貞相手から事前求償権として150万円の請求を受ける⇒100万円で解決
請求されたところ…
で示談! 50万円
を減額!
慰謝料 | 150万円 → 100万円 (50万円の減額に成功) |
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ご依頼者様 | 40代女性(会社員) |
相手方 | 不倫相手の男性(40代自営業) |
解決方法 | 交渉・訴訟 |
離婚の有無(相談時) | 離婚していない |
子供の有無(相談時) | あり |
婚姻期間(相談時) | 約20年間 |
ご相談のきっかけ
相談者であるAさんは、同窓会で再会した男性と不貞行為におよんでしまいした。学生時代からその男性が好きだったこともあり、誘われるがままにそのような関係に至ったとのことでした。
その後、上記不倫の事実が不貞相手の妻にばれてしまい、妻から不貞相手に対して離婚調停の申立がなされました。
その中で、不貞相手の妻から不貞相手が300万円の慰謝料請求をされたため、不貞相手の代理人弁護士からAさんに対して、その半額となる150万円の事前求償権を行使されたのでした。
Aさんとしては、「支払うことは致し方ないが、その金額が妥当なものなのか」「今回の不貞事実が他者に漏れないか心配である」とのことで当事務所へご来所されました。
解決までの流れ
Aさんの夫にばれないようにするためには、不貞相手の妻に訴訟提起をさせてはならないことが大前提となる事案でした。
そこで、不貞相手の代理人弁護士からの要求内容に最大限配慮しつつ、「慰謝料300万円の請求は調停上の請求であり、離婚自体にかかる慰謝料も含まれているため、少し高めである。よって、当方の負担分を減額して欲しい」と交渉しました。
最終的には、当職から不貞相手の代理人弁護士に対し、「離婚調停の慰謝料の半額というのは離婚自体の慰謝料が含まれているので折半というのは必ずしも妥当ではなく、当方100万円の負担、不貞相手200万円の負担」という内容で提案しました。また、同時に、不貞相手の代理人弁護士を通じて、不貞相手の妻に対し、不貞相手の妻の所持するAさんの家族を撮影した写真の廃棄、不貞事実の口外禁止、Aさん親族への接触禁止の要望なども伝えてもらいました。
その結果、相手方代理人弁護士およびその妻に、上記経緯を理解してもらうことができ、慰謝料100万円、Aさんやその家族の写真廃棄、不貞事実の口外禁止、Aさん家族への接触禁止について合意となり、示談成立となりました。
以 上