[事例10]
慰謝料請求された慰謝料請求額300万円⇒裁判官からの和解案提示を経て80万円に減額
請求されたところ…
で示談! 220万円
を減額!
慰謝料 | 300万円 → 80万円 (220万円の減額に成功) |
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ご依頼者様 | 30代男性(会社員) |
相手方 | 不倫相手の夫(30代) |
解決方法 | 訴訟 |
離婚の有無(相談時) | 離婚していない |
子供の有無(相談時) | なし |
婚姻期間(相談時) | 本人未婚 |
ご相談のきっかけ
依頼者であるAさんは、以前交際していた女性から連絡が届いたことをきっかけに、その後もよく連絡を取り合うようになりました。
かつて交際していたという事情、および不貞相手から「あまり夫と上手くいっていない」と悩みを打ち明けられたこともあって、今度会って話すことになりました。
ただ、それら一連のやり取りがLINE記録に残っておりました。しかし運悪く、それを不貞相手の夫に見つかってしまいましたが、不貞相手の夫はその事実を不貞相手やAさんには告げませんでした。
不貞相手の夫に発覚しているとも知らず、後日Aさんと不貞相手は二人で落ちあい、ラブホテルにて不貞行為におよびました。しかし、二人を尾行していた不貞相手の夫にその現場を撮影されてしまいました。
その後、不貞相手の夫から、任意での交渉を経ずに、いきなり訴訟を提起され、慰謝料300万円を請求されました。
「訴訟になってしまっては一人で対応することが難しい」と感じたAさんは、当事務所へご相談にいらっしゃいました。
解決までの流れ
本件はすでに訴訟になっていたこともあり、裁判の中で、①相手方夫婦の婚姻期間が短いこと(5年間)、②相手方の婚姻関係がもともと良好ではなかったこと、③不貞行為が1回のみであること、④不貞行為に至ったきっかけが不貞相手からの誘いであったこと、などを主張しました。
結果、裁判官から80万円での和解提案がなされ、Aさんとしても、当初の請求額よりもかなり減額されていたため、その金額で納得していただき、和解締結に至りました。
本件のポイントは、訴訟での反論内容です。このように、きちんと丁寧に主張・反論することで請求金額を大幅に減額させられる可能性があります。
慰謝料請求をされてお困りの方は、是非とも当事務所へご相談ください。ご相談者様に合った解決方法や今後の見通しなどについて、ご説明させていただきます。